◆最近聴いてる音楽
Pink Floyd / Wish You Were Here [1975]
Syd Barrett / The Madcap Laughs [1970]
最近ちょくちょくピンク・フロイドを聴きます。
高校生の頃、とりあえず有名なバンドらしいってことでベスト盤(ライブ盤だったかも)を借りてきて聴いたときは、それなりに良いと思ったけどハマるには至らなかった。「狂気」はとても凄いアルバムだけど、自分にしっくり来るかって言われたらそうでも無かった。
ただその中でも1曲だけものすごく突き刺さった曲があって、それが「Time」なんですけど。
陽だまりの中で寝そべることに飽き飽きして 家の中から降りしきる雨を眺める毎日
若いお前にとって人生は長く どんなに無駄に使っても有り余るほどだ
だが ある日 おまえは 10年があっとういう間に過ぎ去ったことに気づく
いつ走り出せばいいのか 誰も教えてはくれない
そう お前は出発の合図を見逃したのだ
太陽に追いつこうと おまえはひたすら走る
だが 太陽は沈んだかと思うと
やがて お前の背後から再び姿を現す
相対的に見れば、太陽はいつまでも変わらず お前だけがそうして年老いていく
初めて聴いた時以来、僕の心の何処か奥底に常に潜んでいて、人生をサボっていないかずっと遠くから見張っている曲。たまに聴くと本当にゾッとしてしまう。
とまあここまでは長い前置きで、僕にとってピンク・フロイドはこの「Time」1曲だけのバンドだったんですが、「Wish You Were Here」の名盤さに打ちひしがれるのがここ数日。
(12:45頃から)
今年の思い出に強く残っている、オリンピック閉会式の閉会式でのエド・シーランによるカバーも良かったですね。Youtubeが無かったのでニコニコで。素直なカバーながらエド君の声が大変良いです。綱渡りからの着火パフォーマンスも良い。
この曲、シド・バレットを歌った曲なんですね。切なすぎて泣きそうになる・・・。
実はまだ「The Wall」とか「Animals」とかアルバムで聴いたことがないのでさっさと聴きたい。
◆今日の勉強
朝ゼミ→民訴百選→刑事政策→民法択一
集中!
◆一昨日、法医学専門家の講義を受けて、いわゆる事件死体の写真を資料にいろいろ勉強してきました。
まぁ、端的に言うとグロ画像のオンパレードを100分強ノンストップで見せられ続ける授業です。それで、死亡推定時刻の計算の仕方だとか、傷口から凶器の特定の仕方、自殺・他殺の見分け方、児童虐待の発見方法、などなどを教えてもらうというやつ。
グロ画像にはけっこう耐性あるつもりだったけど、それはいつでもブラウザを閉じられるインターネットでの話で、授業という逃げ道のない中で次から次へとそれはそれはムゴイ死に方をした遺体の数々を無修正で見続けるのはかなりキツかった。腐乱して蛆が湧いた死体、変色して緑色になった死体、サトウキビを粉砕する機械のゴツいパーツで顔面が真っ二つになった死体、日本刀で頭部をズタズタにされた死体等々、ビジュアル的に相当アレな写真だらけで、見てるこっちも不自然に肩に力が入ってしまって、途中からなんか握力なくなってくるし腰も痛くなってくるし頭もぼーっとしてた。後半は虐待死した幼児の写真がメインで、こちらは精神的にやられる。代理によるミュンヒハウゼン症候群(Wikipedia)という精神疾患を初めて知りました。
法医学の専門家は「絶滅危惧種」と言われるほど数が少なく、絶対数が圧倒的に不足しているらしい。そのせいで、明らかに事件性のある死体が看過されている事例も数多いという(数年前の時津風部屋力士暴行死事件も記憶に新しい)。精神的にも肉体的にもめちゃくちゃキツイ仕事だろうからなり手がいないのもよくわかるなぁ。とても貴重な経験だった。お医者さんは尊敬する。
ちなみに授業後はお腹がペコペコだったので友人とつけ麺を食いに行ったけど、それはもう不味く感じました。
Pink Floyd / Wish You Were Here [1975]
Syd Barrett / The Madcap Laughs [1970]
最近ちょくちょくピンク・フロイドを聴きます。
高校生の頃、とりあえず有名なバンドらしいってことでベスト盤(ライブ盤だったかも)を借りてきて聴いたときは、それなりに良いと思ったけどハマるには至らなかった。「狂気」はとても凄いアルバムだけど、自分にしっくり来るかって言われたらそうでも無かった。
ただその中でも1曲だけものすごく突き刺さった曲があって、それが「Time」なんですけど。
陽だまりの中で寝そべることに飽き飽きして 家の中から降りしきる雨を眺める毎日
若いお前にとって人生は長く どんなに無駄に使っても有り余るほどだ
だが ある日 おまえは 10年があっとういう間に過ぎ去ったことに気づく
いつ走り出せばいいのか 誰も教えてはくれない
そう お前は出発の合図を見逃したのだ
太陽に追いつこうと おまえはひたすら走る
だが 太陽は沈んだかと思うと
やがて お前の背後から再び姿を現す
相対的に見れば、太陽はいつまでも変わらず お前だけがそうして年老いていく
息切れはますます激しく お前は刻一刻と死に近づいていく
初めて聴いた時以来、僕の心の何処か奥底に常に潜んでいて、人生をサボっていないかずっと遠くから見張っている曲。たまに聴くと本当にゾッとしてしまう。
とまあここまでは長い前置きで、僕にとってピンク・フロイドはこの「Time」1曲だけのバンドだったんですが、「Wish You Were Here」の名盤さに打ちひしがれるのがここ数日。
(12:45頃から)
今年の思い出に強く残っている、オリンピック閉会式の閉会式でのエド・シーランによるカバーも良かったですね。Youtubeが無かったのでニコニコで。素直なカバーながらエド君の声が大変良いです。綱渡りからの着火パフォーマンスも良い。
この曲、シド・バレットを歌った曲なんですね。切なすぎて泣きそうになる・・・。
実はまだ「The Wall」とか「Animals」とかアルバムで聴いたことがないのでさっさと聴きたい。
◆今日の勉強
朝ゼミ→民訴百選→刑事政策→民法択一
集中!
◆一昨日、法医学専門家の講義を受けて、いわゆる事件死体の写真を資料にいろいろ勉強してきました。
まぁ、端的に言うとグロ画像のオンパレードを100分強ノンストップで見せられ続ける授業です。それで、死亡推定時刻の計算の仕方だとか、傷口から凶器の特定の仕方、自殺・他殺の見分け方、児童虐待の発見方法、などなどを教えてもらうというやつ。
グロ画像にはけっこう耐性あるつもりだったけど、それはいつでもブラウザを閉じられるインターネットでの話で、授業という逃げ道のない中で次から次へとそれはそれはムゴイ死に方をした遺体の数々を無修正で見続けるのはかなりキツかった。腐乱して蛆が湧いた死体、変色して緑色になった死体、サトウキビを粉砕する機械のゴツいパーツで顔面が真っ二つになった死体、日本刀で頭部をズタズタにされた死体等々、ビジュアル的に相当アレな写真だらけで、見てるこっちも不自然に肩に力が入ってしまって、途中からなんか握力なくなってくるし腰も痛くなってくるし頭もぼーっとしてた。後半は虐待死した幼児の写真がメインで、こちらは精神的にやられる。代理によるミュンヒハウゼン症候群(Wikipedia)という精神疾患を初めて知りました。
法医学の専門家は「絶滅危惧種」と言われるほど数が少なく、絶対数が圧倒的に不足しているらしい。そのせいで、明らかに事件性のある死体が看過されている事例も数多いという(数年前の時津風部屋力士暴行死事件も記憶に新しい)。精神的にも肉体的にもめちゃくちゃキツイ仕事だろうからなり手がいないのもよくわかるなぁ。とても貴重な経験だった。お医者さんは尊敬する。
ちなみに授業後はお腹がペコペコだったので友人とつけ麺を食いに行ったけど、それはもう不味く感じました。
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