Hospice

音楽の話がメインの日記帳です。

日記でーす。


 
◆攻殻機動隊ARISE border:1
少し前になりますが、見て来ました。 面白かったです。僕は公開初日の池袋シネマサンシャインに行ってきました。ちなみに舞台挨拶付きの回のチケットが取れたのでそれ。

当日は時間を勘違いして遅刻しそうになってしまい、こりゃあ予告編はもちろん冒頭のシーンも間に合わないかも、でも冒頭8分はもうネットで見たしいいか、と駆け足で劇場にたどり着くも、上映開始が少々押していたようで、予告編から無事見ることができホッと一息。
その予告編で宮崎駿監督の「風立ちぬ」の映像が流れたんですけど、もうこれ、やばいよ・・・! 予告編だけで泣きそうでした。

映像もあらすじも魅力的だったけど、何よりもこの主題歌だよね。


で、本編。ネタバレにならないように(とは言いつつもネタバレ出来るような単純な物語ではないのですが) 。
ストーリー、主題、そしてキャラクター、全てにおいて今までの攻殻と似ていて、全部微妙に異なるものでした。これは「全く新しい攻殻を作る」という黄瀬監督の意気込みに素直に感心しました。原作コミックス、SACシリーズ、押井攻殻のどれも下敷きにしていない、本当に新しい攻殻だった。全てにおいて「良い意味で新しい」かというとそうも言い切れなくて、既存の攻殻ファン的にはもっとファンサービス要素があってもいいんじゃないと思わないでもないけど、全4部作の第1部であることを踏まえれば切り口としてはバッチリだと思う。
いや、一つ大きなファンサービス(と言ってよかろう)があったな。主人公・素子の重要な謎の一つについて明確に語られるシーンがあります。これは原作者・士郎正宗が提示したプロット(orイメージボード等?)に指示があった設定らしいです(ちなみにこの描写はSACのあるシーンと矛盾すると言えなくもない。見て確かめよう)。

ストーリー的にはさすが冲方丁脚本だけあって台詞回し含めスタイリッシュでカッコいい。SACで見せたような大仕掛の展開は流石に50分あまりの上映時間に詰め込めなかったのはしょうがないとしても及第点でしょう。主観と客観の間を揺蕩いながら事件の核心がたまねぎの皮を剥くように明らかになっていく展開は、最高到達点の高さよりも「ジワッ」とくるカタルシスに力点が置かれていて、繰り返しの鑑賞に耐えうる出来。というか、キャラの名前を頭に入れておかないと1度見ただけではついていけないかも。

作画スタッフはアクションシーンに定評のあるメンバーを集めた、と言う割にはそこまでアクション押しというわけではなかったです。格闘シーンは確かになめらかなんだけどこれはむしろ賛否分かれそうだったな、素子がすごい顔になってるシーンあります。笑 電脳戦で素子が相手の眼に侵入するシーンの演出は痺れたけど。

そして、音楽。Corneliusが担当しておりますが、菅野よう子ほど出しゃばらずあくまで映画音楽の範疇に留まった出来で、これもなかなか良かった。ただOPは正直微妙だったな。画も曲も地味すぎるのでは。

一番大きな不満を挙げるとすれば、「コレだ!」という決定的なシーンが無かったことかなあ。強いて言うならエンドロール後のラストシーンなんだけどこれはまぁ物語の引きとして必然のシーンだし。ということで、11月30日公開の第2部に期待です。きっとシリーズに通底する伏線が今回もたくさん引かれているのでしょう。


舞台挨拶は、Production I.G.の石川さん、脚本の冲方丁、主演の坂本真綾、総監督の黄瀬和哉、あともう一人監督の・・・誰だっけ笑 の5人でした。坂本真綾さん生で見れたの嬉しかったな。司会は制作発表会見のとき同様によっぴーこと吉田尚記。
結構面白い話聴けた気がするけど、あんまり覚えてないや。


その後、半券を持ってる人のみが買える劇場限定BDを買って来ました。公開初日にもうBD買えるんですねー。これには冲方丁によるオリジナル脚本冊子が付録としてついてきました。カットされたシーンなんかも収録されてるようですが、まだ読んでないのでゆっくり読もっと。
何はともあれ、ちゃんと攻殻の新作を楽しめて一安心。次に期待。今のところ、満足度、75点くらい。





◆上半期ベスト
もう1年の半分が経ってしまいました。
記録の意味も含めて、僕のLast.fmの半年分の記録を貼っておきます。

ベストアルバム(再生回数)
fmベストアルバム


















ベストトラック(再生回数)
fmベストトラック



























うん、トラックの方は今年って感じがほとんどないですね。笑 あと、アルバムの方でエリオット・スミスのブートがやたら上位に食い込んでますが、コレは今度近いうちに紹介したいです。
Twitterのほうでは先日ちょっとPostしましたが、ちゃんと上半期ベストランキングをコメント付きでブログにもUPしたいと思いますので、少々お待ちください。 

最近ぼんやり考えてたことを。
ランキングものは、他人のものを見るのも自分で選ぶのも大好きです。なのでこの時期はいろんなメディア・個人のランキングが見られて楽しいし、僕も自分で選ぶのが楽しくてしょうがないです。
でも、去年の年末あたり、年間ベストランキングを見ながら、「ランキングに縛られて音楽を聴いてやしないか?」あるいは、「メディアや他人の評価に引っ張られて音楽を聴いてやしないか?」なんてことを考えたりもして、今年はいつもよりそういうものに距離をおいて聴いてきたつもりでした。Rate Your Musicという音楽メモも意図的に更新をやめていました。
でもね、結局僕はそういうランク付けとかしながら聴いたほうが楽しいなと思ったんですよね。フラットに音楽に接しようとすると結局「フラットに接するって何だ?」とか余計なことを考えてしまって、同じ考えるなら思いっきりランキングやレーティングに振り回されたほうが楽しいなと。フラットに接するより(ロキノン言うところの)「ストーリー」に乗っかったほうが楽しかった。例えばマイブラが新譜を出してピッチフォークが9.1点を付けて、マイブラ完全復活、というストーリーがあったとして、これに自分の価値観を乗っけて新たな自分史を作っていく的なね。もちろんそんなメディアのストーリーが無くとも自分なりの「ストーリー」を作ることはできるんだけど。

無理やり言葉にしようとするとうまくいかないですね。ここに書いてみたことが僕の考えてることをそのまま書けてるわけじゃないのが歯がゆいですけど、とりあえず書いちゃったからそのままUPしよっと。あとは近いうちに上半期ベスト書くぞ。あと覚えてたらRYMも更新しよう。

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