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音楽の話がメインの日記帳です。

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 Clockenflapという香港のフェスに参加してきました。ちなみに僕、海外フェスはおろか海外旅行自体、今回が初めてです。会場は地下鉄・九龍駅から徒歩10分程度の、西九龍文化区画(West Kowloon Cultural District)という海辺の公園でした。


 成田から香港国際空港に到着し、まずはカスタマーセンターでオクトパスカード(日本で言うところのSuicaをゲット)し、ホテルへ。空港内からそのまま Airport Express に乗れるのが便利だったけど、改札を通らなくてよいので逆にちょっと戸惑った。ドキドキしたけどちゃんと出るときの改札で引き落とされていました。で、今回はモンコック(旺角)という街にある、Dorsett Mongkok という宿に3泊してきました。フロントのお姉さんに「部屋に備え付けてあるスマホを Wi-fi ルーター代わりに使えるし日本への国際電話もタダだよ」という丁寧な説明を受ける。この無料貸し出しスマホがめちゃくちゃ便利でした。部屋も広くはないけど綺麗だった。

 この日は Sun Kil Moon から会場入りできれば良いと思っていたので、とりあえず観光ついでに両替商へ向かいました。ネットで「重慶マンションというインド人の巣窟に入っている両替商がいちばんレート有利だ」との情報を得ていたので向かってみる。旺角駅から地下鉄で尖沙咀駅に移動し少し歩くとビルを発見。いやあ、Google Map はもはやどこでもドアみたいなもんですね。中に入るとちょっと中野ブロードウェイっぽい雰囲気だっけど、本当にインド人しかいないしちょっと怖かった。度胸試しに一番人気のない2階の店で替えてもらったんだけど、空港でのレートが0.0586だったのに対して0.0628だったので、1万円あたり420円お得。でも2万円程度しか替えなかったのでそこまで得した感はないかな・・・。笑 なお、以下ではドルと言った場合は香港ドル(今回は1HKD=およそ16円)てことでよろしくお願いします。 
 その後、バスで会場まで向かおうとしたものの乗り方がわからず、結局、再び地下鉄に乗る。いったん海底をくぐって香港島に入り、中環駅で乗り換え香港駅から九龍駅まで1駅だけ乗りました。今回の旅で香港島に入ったのはこの一瞬だけだった。バスって日本で乗るのだって難しいですよね。 


 で、改めて会場へ! チケットは事前購入時に pdf で送られてきたQRコード。プリントアウトorスマホに表示させればOK。注意書きには「顔写真入りのIDも準備すること」とあったけど、特にチェックされなかったのはスタッフが適当だったからかな。で、このフェスが今年から導入したリストバンドが面白くて、防水のチップが埋め込まれていてこれにお金をチャージできる。会場内では支払いはすべてこのリストバンドでのみ行うことになっていて、各所にチャージ専用ブースがあります。これは便利だから日本のフェスでも導入してほしいな。ただし、香港人以外は払戻し手数料が100ドルかかるので、余らせず使い切るように計算してチャージする必要がある。僕はとりあえず500ドルチャージしてみました。
 
Hong Kong 035
 初日(金)は夕方からスタートということもあり会場はガラガラでめっちゃ快適。会場の広さもこじんまりとしてるので、入場ゲートから最奥部のメインステージ(Harborflap)まで10分はかからないくらい。18:15スタートの Sun Kil Moon に合わせて18:00頃に Harborflap に着いたはいいけど、まだ最前列にしか人はいませんでした。ステージの広さはフジロックのホワイトステージくらいで、向かって右手側はすぐ海。その向こうには香港島が見えます。陽が沈むとこれが所謂100万ドルの夜景になるわけですが、いやーこんなに最高のロケーションのフェスもなかなか無いんじゃないかな。めちゃくちゃ綺麗でした。ビール飲みながら眺めてるだけでも楽しい。ちなみにビールは Carlsverg がオフィシャルスポンサーで、1杯(500ml)が65ドル、およそ1000円。
 
Hong Kong 032
 さて Sun Kil Moon のライブですが、今回はフェスだし、マーク・コズレックのソロでの弾き語りライブになるのかな?と思っていたのに、今年3月の来日メンバーと同じ3人編成でした。ステージ間が近いので音被りに敏感なコズレック氏がブチ切れたりしないかしら、と思ったけど全くの杞憂で、終始上機嫌でした。香港の夜景が綺麗なんだから、と、スモークが焚かれていたのも「止めろ」、照明も「落とせ」と指示した素っ気ないステージでしたが、それで十分という感じでした。最前列付近でも大声でゲラゲラ騒いでる観客も多くて、「これまたコズレックブチ切れ案件では?」と思ったけど、キレてたのは僕の前で見ていたオタクっぽい女子(かわいい)だけでした。好きなアクトだけセトリも載せておこう。
 1. Micheline
 2. Moon River (Frank Sinatora Cover)
 3. Dogs
 4. I Can't Live Without My Mother's Love 
 5. The Possum
 6. Richard Ramirez Died Today Of Natural Causes 
 7. This Is My Last Day And I'm Indian And I Work At A Gas Station 
 3月に見たときより全体的にアレンジがシンプルに回帰していた気がします。「Micheline」なんかは断然こっちのシンプルなヴァージョンのほうが好きだな。 


 次は Damien Rice。「捕鯨反対派のため、過去にフジロックドタキャン経験がある」という知識のみで見てきましたけど、良かった。声とメロディが抜群に良い正統派アコギSSWという感じだけど、たまにエフェクターをいじり出すとバリバリの轟音シューゲイザーになったりしてカッコよかった。声の感じとかそれこそライアン・アダムスみたいな雰囲気もあったんだけど、むしろライアンのロックとカントリーを愛するちょいダサな愛らしさとは対極に立つ孤高の人という印象を受けました。ちゃんと音源聴いてからもっかい見てみたいので日本のフェスにも出て下さい。


 ここでお腹が減ってきたので初のフェス飯。とりあえず香港っぽいもの、と思ったけどあまり見当たらなかったので、フェス飯で迷ったらカレーだろ!とジャスミンタイ感覚でグリーンカレーを注文(70ドル)。高いな~と思ったけど、値段にそのまま比例させたようなすげえ量で出てきて面食らいました。フジのジャスミンタイの2杯くらいの量がタッパーみたいなガッチリした容器に大盛りで出てきた。味はまぁまぁ。米が硬くて本格的な感じはしたけど、なんとなく生米みたいな雰囲気もするしこれお腹壊さないよな?などと思いつつなんとか完食。お腹は壊しませんでした。
Hong Kong 039

 次はステージを移動して Flying Lotus。2番目に大きい ATUM ステージは、ステージ裏手にリッツ・カールトンの100階建てビルがそびえるこれまた光景の楽しいロケーション。いやー派手でいいですね。広さはフジのフィールドオブヘブンくらいかな? フライロは今回はサポートメンバー無しの一人体制だったのがちょい残念だったけど、気持ちよかった。VJ が3Dになってて面白かったし、一部はひどく悪趣味だった。

 この日は Ride で最後。なぜかオフィシャルだと Damien Rice や A$AP Rocky より扱いが下だけど(最初に貼ったポスター画像参照)、ちゃんと彼らが初日のヘッドライナーです。フジロック以来4カ月ぶりに見たけどサイコーだったなー。フジのときはライアン・アダムスの直後に放心状態のまま見たため、正直あまり集中できなかったので、改めて見られたのはよかった。でも多分、ライドに関して言えば香港の夜景よりフジロックの山ん中のほうが似合ってた。


 地下鉄でホテルまで帰る。1駅だけとはいえ4.4ドルは安いですね。(続)

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